アメリカのサマータイム
3月にサマータイムが始まった時はまだ雪も残り氷点下の日もあったため、「この寒いのにサマーって・・・」「こちとら時差ボケを治すだけで四苦八苦なのにさらに1時間ずれるなんて・・・」とブツブツ思っていましたが、5月に入り21時近くまで明るい空を見て、「たしかにサマータイムの意味はあるのかもなぁ・・・」などと思ったりもします。
が、、、私は間違えていました。
てっきり「日の入りが遅いからサマータイムで夜が1時間長くなるのね」と漠然と思っていました。
今年は3月10日午前2時のタイミングで時計の針を午前3時に進めたサマータイム。よって翌11日月曜日、いつも通り7時に起床するとそれはすでに8時になっているわけで「遅刻!」ということになりがちです。
朝については理解していましたが、夜についてはしっかりと考えていませんでした。
たとえば19時頃に「まだ明るいなあ、日が長いなあ」と思った場合、それは「本来」18時なので当たり前といえば当たり前なんですよね…
、、、書いてみると当たり前なので世の中の人はちゃんと理解されているのかもしれませんが・・・私はどうも数字や時刻の計算が苦手なようです。正直、何が間違っていたのかもよく分かっていません・・・でも何かが間違っていた気がします。
日本にいる時は19時に夕食を食べるようにしていたのですが、こちらの19時はとても明るくて夕食という気分になりづらいです。そして夕食がだらだらと遅い時間になり、寝るのが遅くなり、、、体調を壊す気がしています。意志が弱いのかもしれません・・・
でも日本でもオリンピックに向けてサマータイムの導入が議論されたものの見送りになったようですし、「サマータイムは体調を壊す」という説も出てきているようですね。日本人はただ労働時間が延びるだけ、ということになるような予感もしますし。
聞くところによるとアメリカでは、「夜遊ぶためにサマータイムがある」と話す人もいるとか。
ミシガンではサマータイムを満喫すべく、夕方から夜までライブが開催され、たくさんの人でにぎわっています。厳しい冬を取り戻そうとしているのかもしれません。
体調が悪く家の中にこもっているとつい「重低音がうるさい…」などと思ってしまいますが、「家の中にいながらにしてライブが聴こえる」と前向きに捉えられる人になりたいものです。