筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)で辛い日々…でも社会復帰したい!

20年以上にわたり筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群と闘いながら考えたことを整理しています。時折ひとりごと…

アメリカ生活の洗礼

アメリミシガン州にて)

時系列がおかしいですが、アパートメントに引っ越しました。

カーテンがなくて丸見えだったり、部屋の中にライトがなくて真っ暗だったり、ネットがなかなかつながらなかったり、ブラインドが寸足らずだったり、バスタブの蛇口から水漏れしていたり、コンセントをさしたら火花が散って(コンセントの建付けが悪かったようです)ヒューズが飛んだり、隣がparty peopleで音楽ガンガンだったり、ポップコーンのキャラメルの粘着力がすさまじく歯の詰め物がとれそうになったり・・・とアメリカ生活の洗礼を受けています。

 

カーテンはつける家もあるようですがつけていない家がほとんどです。私の部屋から見えるご近所さんのおうちも丸見えで・・・夜、うら若き女性がなかなかな格好で体操をなさっている姿がいやでも目に入ります。ひょっとして人は「隠すから見たくなる」もので、あまりにも堂々と「見たければ見たまえ」という感じだと(ご本人はそんなつもりはないかもですが)「もういいです・・・隠して下さい・・・」となるのかもしれない・・・

 

日本でも外資ホテルなどで部屋の中が暗い経験をしましたが、アメリカでは普通の家でも同じようです。そもそも天井にシーリングライトを取り付けられる構造になっていません。暗い・・・暗い・・・暗い・・・今でこそ春めいて外が明るいのでまだなんとかなりますが、冬の間は外も暗い、中も暗い、という感じで気が滅入りました。せめてフロアスタンドで明るくしたいとIKEAでライトを探したものの、大量に売られているライトはほとんどが暗め、かつ電球色・・・店員さんに聞くと「明るい白色電球」はほとんど売れないから在庫がないとのこと。結局アマゾンで購入しました。

 

寝る前は暗めや電球色のライトで交感神経の緊張をやわらげるのが大切とは思いますが、日中書き物をしたりするには蛍光灯がないとどうしても暗く感じます。ひょっとすると人種によって目の色素に違いがあって、私たちにちょうどいい明るさでもたとえば欧米の人にはまぶしすぎたりするのだろうか・・・などと考えました。

 

寸足らずのブラインドも水漏れも管理人さんに伝えたところ「OK、すぐに直すよ!」といってもらいましたが、アメリカの「すぐに」は2週間とか普通にかかるらしい・・・日本はなんでも「早くて正確できっちり」していますね。それが窮屈だったり強迫観念になったりするとしんどいので、日本の「きっちりさ」とアメリカの「おおらかさ」を上手にブレンドして生きていけたらいいなと思いました。

 

(結局カーテンが無事につくまで、依頼してから3週間半かかりました。バスタブ蛇口が直るのには5週間半かかりました。しかも蛇口はまだ漏れています。それを指摘すると「まあ、こんなもんだよ!」といわました(笑))