アメリカ人と雨

（アメリカミシガン州にて）

日本でも近年ゲリラ豪雨が増えたといわれますが、それはアメリカでも同様のようです。晴れていても急に雲が広がり、スコールのような雨が降ります。大雨の間は通行人が減ってお店などの室内に人が集まる…という傾向はアメリカでも見受けられますが、そうはいってもどうしても傘なしで外を歩かないといけないシチュエーションはありますよね。電車に乗り遅れそうとか、お店から駐車場までの数分とか。そのような時、日本では顔を下に向けて丸くなって急ぎ足でダッシュ！という姿が標準だと思うのですが、アメリカでは「普通に」歩く人が多いです。顔を上げ、特に走ったりもせず、堂々と。雨など降っていないように悠然と。。。びちょぬれなんですけど。。。

日本とアメリカで雨に対する感覚に違いがあるのかしら。

それともアメリカの方が日本より乾燥していて乾くのが早いから気にしないのかしら。

あるいは体を覆っている布の部分が少ないから（今は夏で、みなさん水着みたいな格好です）濡れても「服がびちゃびちゃ」って感覚にならないのかしら。

とまあ答えはないのですが、興味深い光景です。

先日、UberEats を受け取りにアパートのエントランスに降りる直前にゲリラ豪雨が降りました。びちょぬれで戻って来たおじさんとエントランスですれ違ったのですが、私が今から外に出ると思われたのであろうおじさんは、満面の笑みで「Enjoy!!!（ピース！）」といったのです。エンジョイ・・・？やっぱり雨に濡れるの楽しんでたのね・・・？アメリカ人のポジティブ思考を垣間見た気がしました。