筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)で辛い日々…でも社会復帰したい!

20年以上にわたり筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群と闘いながら考えたことを整理しています。時折ひとりごと…

アメリカと比べて日本はロリコン・・・?・・・アメリカのいいところ③

アメリミシガン州にて)

誤解を恐れずに書きます・・・

 

英語があまり分からない時点から気になっていたことですが、アメリカでテレビを見ていると、CMや番組にいわゆる「アイドル」(「若くてかわいい女の子」ということにします)が映ることがほぼ皆無です。

 

日本だったら綺麗な女性タレントや若い女の子が起用されそうな種類のCMでも、大人の女性やおじさまが起用されていたりします。

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おじさまが宣伝する枕

 

欧米では「子供の性」をどう扱うかについて大変厳しいです。「子供が性を売りにしている」と捉えられる行為については周りの大人が厳しく糾弾されます。

日本のアイドルとして10代の子たちが上目遣いで媚びたり、笑顔を振りまいているのは欧米人の目には異様に映るそうです。10代の日本のアイドルたちがきわどい写真集を出したりしますが、日本人はただでさえ若く見えるので欧米の人たちは眉をひそめています。欧米ではそのような行為は「児童ポルノ」として厳しく糾弾されるので、正直その話題になると私は日本人として恥ずかしい思いをします。先進国として、日本は異常です。

 

もちろん純粋なアニメなど、素晴らしい文化ではあると思います。しかし秋葉原に行くと、「顔は小学生、でも体は峰不二子」みたいな看板が立ち並んでいますよね。知り合いの欧米人は「気持ち悪い、クレイジーだ」と言っていました。

 

サブカルチャーを日本のカルチャーとして堂々と発信しようという動きもありますが、世界基準の目線を持ち、「健全なカルチャー」と「眉をひそめられるカルチャー」をしっかり区別しないといけないと思うのは私だけでしょうか。もちろんその線引きが容易でないことは分かっています。

 

根底には、「かわいい」ことが重要視される文化と、「成熟している」ことが重要視される文化の違いはあるのでしょう。例えが拙いですが、前髪を下ろす女性の髪型は、アメリカでは「子供の髪型」とされています。大人で前髪を下ろしている女性は皆無です。大人で前髪を下ろしていると、「子供みたいで変」「中身が成熟していない」と捉えられます。

個人的には、誰もが歳をとる以上、「成熟している」ことを重要視するアメリカは居心地がよく感じます。恥ずかしながら日本では少しでも若く見えること、かわいく見えることに私自身執着していましたし、「分からないフリ」「おバカなフリ」をしていた時期もありました。しかし一度「大人になること」「成熟していること」を評価される文化に身を置くと、「歳をとる」ことが評価されずむしろそれに逆行することにエネルギーを注ぐ日本での生き方は息苦しく、時に虚しく感じます。

 

アメリカが全てよいとはいいません。でも、私が元々「ロリコン」に嫌悪感を持っている人間だったこともあり、批判を覚悟で書きました。