筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)で辛い日々…でも社会復帰したい!

20年以上にわたり筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群と闘いながら考えたことを整理しています。時折ひとりごと…

アメリカ人の興味と生きる意味

アメリミシガン州にて)

アメリカに来て驚いたことは、「ここは本当に先進国?」ということです。アメリカ人の気分を害しそうで心配ではありますが・・・

 

プロダクトも生活も、「上質」じゃないんですよね・・・私がいるところがアメリカ全体を表してはいないのでしょうが、でも実はミシガン州アナーバーは「全米で住みたい都市No1」の街なのです。それでこのレベル?と思ってしまいます。

サービスが日本と比べるとお粗末というのはお国柄として(州内の隣の市への郵便が1週間かかりました)、製品も食事も2,30年前から進化していない感じがするのです。

 

たとえば食洗器。数十年前に日本にやってきた時、日本では感動が生まれました。「何、この便利なアイテムは!」「さすがアメリカ!」という感じで。アメリカで現在普及している食洗器は、その頃と何ら変わらないのです。一方でアメリカから食洗器なるものを取り入れた日本ではその後、「いかに綺麗に汚れを落とすか」「いかに少ない水と電気で綺麗にするか」「いかに省スペース化できるか」などなど、各メーカーがしのぎを削りました。今となっては日本の食洗器の方が数倍性能がいいはずです。

 

これは食洗器に限った話ではなく、プロダクト全般にいえます。

 

先日乗ったリフトの運転手さん(アメリカ人)が、「American people are totally lazy.」といっていました。仕事はしないし遊んでばかりだし節制しないで太る一方だし、と。その方の車は韓国のヒュンダイ製でしたが、以前は韓国製の車は「安物」とみなされていたけれど、今はアメリカ車よりよく走るし、燃費はいいし、故障しないし、質の面で完全に抜かされていると力説。日本製にも当然抜かされているといっていました。

食事も、随分前に日本に上陸したスニッカーズやハーシーズが、アメリカでは今でもスーパーの棚の大部分を占めています。「おなかが空いたらスニッカーズ♬」の歌で一世を風靡してからン十年、今となってはスニッカーズ以上においしいものがスニッカーズより安い値段で24時間買える日本、すごいです。しかもどんどんと新製品が出てくるという。

 

アメリカ人の給料は平均して日本人よりいいはずなのですが、いったい何に興味があるのだろうかというのが最近の私の興味です。「モノ」にもあまり興味なさそう、「衣」服も失礼ながらそんなにこだわりなさそう(ぼろぼろ&ペラペラを着ている人多数)、「食」事も数十年前から特に変わらず、「住」宅の壁も床も薄くて隣の家の音が響く・・・

「何に興味があるんだろう」と書いてしまうと失礼に響いて心配ですが、決してバカにしているとかではなく、純粋に興味があるのです。生きている意味がしばしば分からなくなり、生きていることにすぐ虚しさを感じてしまう私にとって、何か生きるヒントになることがあるのではないかと思ったりもするのです。どうやって調べたらいいのかなぁ・・・

 

(ちなみにアメリカ人が最も興味がある&お金を使う対象として、「旅・バカンス」が今のところの候補です。)