筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)で辛い日々…でも社会復帰したい!

20年以上にわたり筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群と闘いながら考えたことを整理しています。時折ひとりごと…

情報の整理

私は物心ついた頃から「片付け」が好きですが、それは物理的な物の収納に限らず、「情報をどう整理するのがいいのか」もずっと考えています。

 

大学受験勉強時代も、学んだ情報(知識)をどのように整理するのがいいのか、そればかり考えていました。どうノートをとるのかに始まり、ノートやテキスト、先生によってはプリントを使うのでそれらの内容をどのように整理すればしっかり頭の中に入るのか、そしてテストの時に効率よく間違いなく取り出せるのか、それが私にとっては一大事だったのです。本当は全て一元化できればいいのですが、そうはいかないんですよね。例えばノートがメインの先生の場合、もらったプリントをノートに挟んだり、テキストの中で重要なグラフをノートに写したりして「ノート1冊」に集約できることもあるけれど、なかなかそうはいかない。プリントの枚数が多くなってしまったり、グラフをノートに写すのも簡単ではなかったり。あるいはテキストやプリントがメインの授業の場合はそれらを主体にして他の情報はそこに書き込むことにしてみる。しかし、書き込む内容が多いとスペースが足りず結局ノートが必要になったりする、などなど。

結局はノートやテキスト、プリントのリンク(相互参照)をしっかりとして、漏れのないことと順序通りにすることを徹底して受験は乗り切りましたが、今でも大きな課題です。

 

たとえば今英語の勉強をしていますが、その情報を授業ごとに分けるのか、ジャンルごとに分けるのか、メディアごとに分けるのか、などなど・・・迷います。

授業ごとにわけるのが最も簡単ではありますが、でも「新しい単語」「発音」「表現」などのジャンルでまとめないと、英語の上達に必要な情報の整理が足りない気がしてしまうのです。発音なら発音で、あらゆる授業の発音に関する知識をまとめて復習したいのです。かといって授業の内容を全てジャンルごとに書き直すのは情報を二重に残すことになって労力の無駄でもありますし・・・また、上に書いたようにノート、テキスト、プリントに加え、今の時代は携帯や動画、MP3などの音源などのデジタルメディアも多いです。それらをどうするのが一番効率よく、無駄なく、美しく整理されて頭に残るのか・・・迷いはつきません。「携帯」ひとつとっても、写真で残すのかアプリを使うのかスキャンするのか、手段が果てしなく多いのです。

人によっては全てをデジタル化したら良い(ノートもテキストもプリントもスキャンして取り込むなど)という人もいますが、私はアナログの方が記憶に残るのです。「あの分厚いテキストのこのあたりに書いてあった図」とか「インクが切れそうになっている赤ペンでメモした話」とか。そんな自分にとって最もよい方法を見つけるのに試行錯誤しています。

 

勉強や仕事の前にまずスケジュールを立てることTODOリストの棚卸に時間をかけること同様、この情報の整理をどうするかにも時間を費やしています。「そんなことに時間使うならさっさと勉強しろ」と自分でも思って情けなく感じていた時代も長かったのですが、これらが定まるとその後は一気にスピードアップできますし、整理された情報は記憶として定着し、且つ取り出しやすいので、長い目で見ると重要なことではないかと最近は思っています。