筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)で辛い日々…でも社会復帰したい!

20年以上にわたり筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群と闘いながら考えたことを整理しています。時折ひとりごと…

危機管理と衛生リスクについての考え方

アメリミシガン州にて)

アメリカではコロナの前からインフルエンザが流行っていましたが、いまだに1人もマスク姿を見かけません。少なくともアナーバー市内では。


元々マスク文化がない上、アメリカ当局が「マスクは感染予防に意味なし」と明言していることもあり予防でマスクはしないようです。
それどころか風邪やインフルエンザになっても一切マスクはしていません。「予防だけでなく、自分が感染していたら人に移さないために意味がある」という発想もあまりないようで・・・「咳やくしゃみをする時は腕で口を覆いましょう」てなメールが回ってきたりします。それで腕に菌がついたらどうなるの~・・・

 

インフルエンザでは基本病院に行かない(保険に入ってる人でも)ものらしいですし(よってそのまま会社や学校に行ったりする…)、基本的におおざっぱというかタフなんでしょう・・・そもそも家の中で土足で生活する文化で、菌への耐性が強そう・・・(女性の膣内の保有菌の数には、日米女性で100倍ほど差があると話している婦人科の先生に会ったこともあります。)

 

マスクしてると保菌者または「やましい」人と思われて非常に過ごしづらくマスクができないのが、免疫力の低い私としては悩みの種です。

 

ただ、普段はだらだら、もとい、のんびりしているアメリカですが動く時は早いようで、ミシガン州では10日夜に初めてコロナ感染者が2人出た翌日、非常事態宣言が発出されました。ミシガン大学等ほとんどの学校の休校も即時に決定されました。

動く時は動く!という感じですね。

*更に本日(アメリカ時間3月16日)、州知事令により、16日午後3時より全ての飲食店及び各種娯楽施設が31日午後11時59分まで閉鎖となりました。歯科医院からはおそらく病院長の判断による予約キャンセルの連絡が来ました。発表時点でのミシガン州感染症例数は53件。日本では「過剰自粛」の声も聞きますし、「人それぞれ」がベースのアメリカで「一斉閉鎖」はなじまない気もしますが、一方でこの強行さがアメリカらしいようにも感じます。

 

また、私はAmazonUber Eats をしばしば利用していますが、「『安全のために』玄関先に荷物を放置する」のがルールとなっているようです。コロナが広がっている現在、「人との接触を避ける」意味で「安全」ということなのでしょうが、配達物を玄関先の床の上に放置されるのはコロナ以前からの風習。生活雑貨の置き配には随分慣れてきましたが、食事を玄関先の地面に置いておかれるのは、コロナとはまた別の意味での衛生面が不安になってしまいます・・・私がザ・日本人だからなのでしょうか・・・(;'∀')