筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)で辛い日々…でも社会復帰したい!

20年以上にわたり筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群と闘いながら考えたことを整理しています。時折ひとりごと…

お州柄?!

アメリミシガン州にて)

前回、ミシガン州全域で州知事令によりバーおよびレストランなどの飲食店や各種娯楽施設が閉鎖となったと書きました。「閉鎖となった」というのは外務省から日本語で送られてくる案内そのままの表現なのですが、これだと「要請」なのか「義務」なのか分かりません。そう思って英語の公式発表を読みました。以下のようでした。

Today, Governor Gretchen Whitmer signed Executive Order 2020-9, which temporarily closes theaters, bars, and casinos, and limits restaurants to carry-out and delivery orders.

つまり原文でも「閉鎖します」という表現なのですね。

現地の知り合いに聞いたところ、mandatory (義務)ではないそうです。実際にはほとんどのお店が閉鎖していますが。

 

そして本日(3月18日)、フロリダ州の措置が発表されたのですがその内容はもっと緩いもの。。。

・バー、パブ、ナイトクラブ・・・17時以降30日間にわたってアルコール飲料の販売を停止する(お店は営業するのね!!)

・ビーチ・・・10人以上の集まりを制限し、他人との距離を6フィート(約2メートル)以上確保するとの米国疾病予防管理センター(CDC)の指針に即して、公共のビーチを利用するよう指示する(ビーチで集って遊んでいいのね!!)

・レストラン・・・入店する客の数を現行の収容人数の50%に制限する。客の間の距離を6フィート(約2メートル)以上確保し、客は10人以内のグループに制限する(10人以内なら盛り上がっていいのね!!)

これって意味あるのかしら。。。しかもフロリダ州ミシガン州以上の感染者数(本日時点で299名)なのに。。。「感染者数が多いのにこの程度の対策!?」なのか「この程度の対策だから感染者数が増えている!?」なのか。。。

 

ミシガン州の措置を聞いて、「集団行動やお国にルールを決められるのが大嫌い=個人の独立と自由を何よりも愛するアメリカなのに意外だわ」と思ったのですが、州によりかなり差があるようです。法律的に州ごとの独立が強いのは理解していましたが、国民性ならぬ州民性?にもかなり隔たりがあるのでしょうね。面白い発見でした。

 

アメリカ人の知り合いの中には、「州ごとの文化差というより州知事の判断次第」と話す人もいました。

フロリダ州のビーチに若者が多数集まっている画像がインターネットで出回り、トランプ大統領まで苦言を呈する事態に。3月23日時点でフロリダ州もレストランなどの全面閉鎖に切り替わりました。