筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)で辛い日々…でも社会復帰したい!

20年以上にわたり筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群と闘いながら考えたことを整理しています。時折ひとりごと…

自己責任とチャリティ精神の両立

アメリミシガン州にて)

アメリカは自己責任の国だと思っていました。実際そうだと思います。会話の中でもしばしば It's up to you.(あなた次第)といわれます。

しかし一方で、今回のコロナパンデミックが始まってすぐに様々なボランティア活動が始まりました。貧しい人たちに食事を届ける活動はかなり盛んです。たとえばデトロイト市でもニューヨーク市でも学校が閉鎖され給食が取れない子供たちのために、後には貧困により十分な食事が取れない大人に対しても1日3食の食事が提供されています。両市ともトップが民主党という理由もあるかもしれませんが、それを差し引いてもアメリカ全体にチャリティの精神が根付いています。持てる者が貧しい者に施しをするのは当たり前である、と。そこには、日本で耳にする「ずるい」という感情の入る余地はなさそうです。「持てる者」のプライドなのでしょう。プライドというのは「上から目線」と紙一重になりがちで難しいものではありますが、「自己責任」「自立」と「チャリティ」「ボランティア」の両立について、私なりの解を見つけたいです。