筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)で辛い日々…でも社会復帰したい!

20年以上にわたり筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群と闘いながら考えたことを整理しています。時折ひとりごと…

アメリカは「雑」・・・いいところ①追記…服装について

アメリミシガン州にて)

 「人目を気にしなくて良い」楽さについてもう少し語りたい!です。

 

今日は服装について。

完全に、それぞれが「したい格好」をしてる感じです。アナーバーは田舎だからなのか「シュッとしている人」というのはほとんど見かけなくて(笑)みなさんかなりぽっちゃりですけれど(ライザップのCMのBEFOREが標準という印象です)、老いも若きもお腹も足も腕も出しまくっています。日本だと「体のラインが出る服は痩せてから」、「この歳で二の腕出すのは恥ずかしい」、「生足出せるのは若い子だけ」、「社会人として『正しい服装』=胸元の空きは小さめに、体のラインが出すぎないように、スカートは膝丈、髪型も『社会人らしく』」などなど、あるじゃないですか!?服装だけではなく、「座る時は膝を閉じて」「上から目線に見えないような態度や言葉遣いを心がける」etc・・・

 

アメリカの政治家が胸の谷間の見える服を着て国家の重要案件について語っている姿を見て以前から文化差を感じていましたが、こちらに来て更に実感します。ニュースキャスターもみな、かなり体にフィットした服を着ています。むしろ仕事服=ピタッとした服、という感覚があるそうです。態度も大きいですしね(笑)

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CNNニュースから

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同じくCNNニュースから…EXILE???のような髪型があらゆる職種で許されている自由がうらやましいです


 日本でも好きな格好をすればよかったのですが、私は「大人の服装、社会人の服装はこうあるべき」ということに人一倍囚われていました。

それらを気にせず、したい格好をして堂々と胸を張っていられるのはいいなって感じますし、日本だと、例えば痴漢にあったりすると「露出している方が悪い」みたいな風潮もありませんか・・?アメリカでのみなさんの服装を観察していると、日本のように「露出している方が悪い」なんてことは思われないのかもしれない、少なくともそう考えて自分を責める必要はないのかもしれないと思ったら、泣けてきました。学生時代、痴漢に合うのは自分が悪いと心のどこかで思っていましたし、服を選ぶ時も「これを着ていたらどう思われるか」ということを気にしていたので、そういうものから解放されるのは楽になるように感じます。これに慣れると日本が窮屈と思ってしまいそうです。元々人目を気にして人の顔色を伺う人間なのですが、気を遣ってしまう人間だからこそ、気を遣うことがよしとされている日本ではしんどい面もあるのかもしれないと思いました。。。

もちろんこの性格ではアメリカではやっていけないので、こちらにいる時は思いっきりキャラ変をしています。声を大きく、自分の気持ちや考えは伝え、目が合ったら自分からニコッとする…日本の時とは別人です(笑)