筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)で辛い日々…でも社会復帰したい!

20年以上にわたり筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群と闘いながら考えたことを整理しています。時折ひとりごと…

Uber Lyft drivers との会話

アメリミシガン州にて)

体調的にほとんど外出できず人との交流が限られる私にとって、通院時に利用するUberLyft の運転手さんとの会話は貴重な機会です。よほどしんどくて意識が朦朧としている時以外はなるべく話そうとしています。

 

利用するまでは「タクシー免許のない一般の人の車に乗るなんてどうなんだろう」と思っていましたが、大変便利・・・!台数が多いのですぐに来てもらえますし、乗る前に目的地を指定するため行先を間違えられる心配もなく、支払いもアプリに登録しているカードで乗車後に行われるために車内での現金のやり取りもなければぼったくられる心配もないのです。呼んで、乗って、降りるだけ。日本でもぜひ欲しいサービスです。

 

お国柄かもしれませんが、運転手さん(一般の方)は基本的にフレンドリー。黙っていたければもちろん黙っていればいいですし、話しかけると陽気に答えてくれます。

 

運転手さんと話していると、本当に色々な人がいることを実感します。

 

中東出身で、出身国ではご夫婦ともに教師でそれなりにいい生活をしていたものの、自身はキリスト教徒。イスラム教徒が9割以上を占める母国で「キリスト教徒というだけで殺されるからアメリカに来た」とおっしゃる方がいました。「国に帰りたいけど難しいだろう」と悲しい顔をしていました。日本にいる間は宗教やそれによるキナ臭いできごとは「海の向こうの話」とどこかで感じていましたが、こういった話を身近に聞くと「あぁアメリカにいるんだな…」と感じます。なんとなく「甘く」「ふわふわと」生きてきたことを恥ずかしくも感じ、身が引き締まる思いです。

 

また自己免疫疾患を患っているという方にも出会いました。痛みや怠さの症状に波があるから一般的な仕事は難しく、体調がましな時だけ働いて収入を得られる運転手の仕事がとてもありがたいとのこと。同じ自己免疫疾患を患っている身として心から共感しました。私も、しんどくない時だけ働いて収入が欲しいと切に思うと同時に、この方の体調が少しでも良くなることを願わずにはいられません。